これからの目標は数年以内のUTMF完走
7月の美ヶ原トレイルランで途中リタイア、それも2年連続のリタイアをしてからは、再び走り始めるモチベーションが消えかかったいたのも事実である。
そして、美ヶ原トレイルランの関門が自分にとっては厳し過ぎるという事実を受け止めて、現状から一気に目標に肉薄するのではなく、今の実力に見合ったプロセスを進む必要があるということにようやく気付いたのも事実である。
そこで方針として、「UTMFの完走を最短最速で狙わない。」といことを定めた。
私の様なフルマラソン完走レベルの実力の持ち主が、いきなり100マイルのウルトラトレイルレースの完走を目指すのは飛躍し過ぎたようだ。
それどころか、半分の50マイル/80km程度のウルトラトレイルもろくに走れないという無様な失態を2年続けて露呈してしまった。
美ヶ原トレイルランは関門が厳しすぎるということもあるが、昨年のハセツネ/日本山岳耐久レースでは制限時間が71.5kmを24時間というかなりゆるいこともあり完走できたが、後半は吐き気に見舞われたためタイムは平凡以下というものだった。
現状の私は、スピードもスタミナも何れも十分に持ち合わせていない。
制限時間のゆるいハセツネなら完走できた。
そんなところから次の目標を捉え直さなくてはならないのだった。
来年のUTMFのエントリーのための4ポイントをとりにいったのが誤りだった様だ。
実力に見合わない美ヶ原での失敗を招いた。
今までを振り返ると、トレイルレースで完走経験があるセツネの次に長い距離というのは、23kmの陣馬山トレイルレースだ。
この状況で関門の厳しい美ヶ原トレイルラン80kmに手を出すべきではなかったのだ。
その反省の上にのっているのが、「UTMFの完走を最短最速で狙わない。」という方針だ。
来年は現状の2ポイントでSTYにエントリーする。
そして、40km前後のミドルレースの完走経験を積みたい。
急がずに、数年以内にUTMFにチャレンジできる機会に恵まれることを希望しながら、それまでのプロセスをじっくり歩んで行きたい。