人生は巡る季節の様に

UTMFと別府大分マラソンを目指す!ランニング人生の軌跡

TJAR(トランスジャパンアルプスレース)に憧れる

TJARのことを知ったのはトレイルランニングの雑誌に何年か前に掲載されていたのが始めだったように思う。 その時はただ単に日本アルプス日本海から太平洋まで縦断するレースという認識だけで、今ほど引き付けられることもなかった。

そして、昨年に、2012年レースのドキュメントを書籍にしたもの、及びNHKでのレース密着ドキュメント番組の再放送を観てから、このTJARに魅了された。 そして、自分もいつかこのレースに出場したいと強く思うようになった。

しかし、未だテント泊すらしたことがないという登山経験の薄さや基礎的身体能力の無さから、このレースのエントリー時に行われる書類選考を突破する可能性がまず無い。 フルマラソンのサブスリーランナーやトレイルレースの上位入賞者ですら関門オーバーや途中棄権を余儀なくされるのであるから、私などがレースに出場したいと思うこと自体が誤りであろう。

まあ、別にTJAR出場という形をとらなくても、自分で日本アルプスを自分のペースで縦走すればよいことなので、書類選考にすら到達できないことに落胆することはない。 ただ、この2年に一度行われるTJARは自分を日本アルプスへと誘う動機付け要因には十分なり得ることだけは確かだ。 テント泊縦走登山には徐々にであるが手を出したいと思っている。 現在は、どこから手を出したらよいのかを探っている段階ではあるが。

TJAR2014は既にトップ選手はゴールしており、あとは制限時間以内に完走できる選手が何人出るかが注目されるところだ。 インターネットを通じてレースの状況をスタート後、毎日の様にチェックしていたが、自分自身もその場に行きたい様な気持ちに何度となくなったりする。 しかし、現実的に日本アルプスの中で悪戦苦闘している選手たちは並外れた体力と精神力を持ってこの2年に一度のレースに挑んでいるのであるから、想像を絶する困難と闘っていることと思う。

私が富士山の次に目指すのは八ヶ岳南アルプスである。 私にとってTJARの影響は大きい。