人生は巡る季節の様に

UTMFと別府大分マラソンを目指す!ランニング人生の軌跡

3年前のSTY2012を振り返ってみる(1)

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富士山本宮浅間大社の一の鳥居からの富士山。スタート前日に富士宮駅周辺のホテルに前泊した。前日、STY参加に当たり近くの浅間大社に参拝した。)

UTMF/STYの第1回大会(2012年)のSTYにエントリーした。
実は第1回大会は2011年の予定だった。しかし、3.11東日本大震災により延期となった。
私はその時にはエントリーはしていなかったが、一旦エントリー料などは返金となり改めて2012年の第1回大会のエントリーが始まったのだ。
2011年にエントリーした人達はエントリー優先権を持ち、2012年のUTMFはすぐに埋まったが、STYには欠員が出た。
そして、私はその時その隙を突いてクリック合戦も抽選もなくエントリーできたのだった。

当時のSTYのエントリー資格はフルマラソンの完走経験があればOKだった。
(UTMFは100kmウルトラマラソンさえ完走していればエントリーできた。)
とにかく私は一度延期となったこととSTYに欠員が出たことが重なり、また、エントリー資格が現在よりもゆるかったこと等が重なって運良く第1回大会に参加できることになった。

STYも翌年2013年の第2回大会からはエントリー資格が厳しくなった。
フルマラソン完走から40km以上のトレイルレース完走に変わったのだ。
(この第1回大会をリタイヤした私は、その後、エントリー資格を得るために出直すことになる。)
STY2012への参加は本当に運が良かったとしか言いようがないが、実際には自分のトレイルレースにおける実力不足/準備不足/考え方の甘さを痛い程味わうことになる。

まだこの時は東京に住んでいた。
この第1回大会は5月開催だった。
レース前日に東京駅からこだま号で三島駅で降り、在来線で富士宮駅まで来た。
そして、駅前のホテルに宿泊。翌日は早朝にシャトルバスが富士宮駅からスタート会場の富士山こどもの国まで出ることになっていた。
到着したのが、夕方、まだ明るい時間帯だったので、近くの富士山本宮浅間大社まで歩いて向かった。そこで、これから富士山麓を駆け抜ける者の1人として第1回大会の無事を願った。

夕食は近くのスーパーのフードコートで富士宮焼きそばを食べて、後は翌日必要な食料や飲料を仕入れてホテルへ戻り、部屋でゆっくりと時間を過ごした。
ホテルの窓はちょうど富士山側を向いていた。
この日の昼過ぎにはちょうどUTMFがスタートした頃だったので、UTMFの選手たちの健闘を祈りながら静かに夕暮れの富士山をホテルの窓から眺めていた。