RUN LIKE THE WIND 『鏑木毅 一年の軌跡』DVDを観る
鏑木さんのこの一年の活動を追った映像ドキュメンタリーDVDを早速観た。
40代半ばを超えても尚、世界のトップ選手として海外のウルトラトレイル100マイルレースで活躍する鏑木さんの取り組みが肌で感じられる様な気がした。
トップアスリートであればあるほど、年齢による身体の衰えに対する実感は大きいものに違いない。極限状態で長時間動き続けるウルトラトレイルレースであればなおさらのことであろう。
身体の衰えを感じたとしても、まだまだできることはある。
また、年齢を重ねたからこそ見えてくる世界もまたある。
自分とて今年で既に50代についに突入し、いつかは坂道を駆け上がることができなくなる日が来ることを認識せざるを得ない。
まだできることはあるのかも知れないが、現実的にはそう多くはないのかもしれない。
DVDを観ると、やはり海外のウルトラトレイルレースに誘われる。
私はまだ国内ですら100マイルに出場したことすらないが、目指すならば国内の次は海外であろうことは自然の成り行きだ。
現在のところ、UTMFの完走が大目標であり、その先のことを具体的にはまったく考えられない。
100マイルを完走できるかも分からないし、いつUTMFにチャレンジできるかも分からない。
ともかく、これから身体が徐々に衰えていく一方の中で、100マイルのウルトラトレイルレースを完走できる身体に近づけていかなければならない。
果たして海外のウルトラトレイルに出られる日がいつになるのか分からないが、そのレベルに達するまでのステップを一つずつ進んで行くしかない。
『RUN LIKE THE WIND』
海外に目を向けさせてくれる。