人生は巡る季節の様に

UTMFと別府大分マラソンを目指す!ランニング人生の軌跡

STY試走(須走~山中湖~二十曲峠~富士吉田)から見えたこと

20150505_095631
(鉄砲木の頭より)

UTMF/STYのコースを進んだ。
STY2015までまだ4ヶ月以上あるが、これで試走禁止区間を除いて反時計回りの2015年STYコースと思われるルートを自分の脚でほぼ歩いてみたことになる。
ペース戦略などは実際に関門時間等が明らかになってから詳細に考えるとして、まずはこれで本番レースのイメージが出来上がってきた。

ともかく行き当たりばったりでその日の調子で突っ込むよりは、事前にもしくは当日リアルタイムに地図を広げて戦略を立てられるので、その場しのぎよりはかなり有利な立場に立てると考えられる。

・・・と同時に、大きな課題も浮かび上がってくる。
タイムを短縮するためには、どの部分をどのようにすればよいのかが明らかになる。
レース全体の中での頑張りどころ、または集中するべきタイミングが分かる。
体力のある実力者であれば、ぶっつけ本番でも楽しめるのだと思うが、完走を目指すボリュームゾーンの者にとっては十分練られたレース戦略が必要となる。
それにはやはりコースの試走は重要になってくるのだと改めて思う。

如何に2012年の第1回大会STYで全くの無戦略で天子山地に突っ込んで行って玉砕した自分がバカだったかが嫌というほど分かる。

無難に完走できるペースでレースを展開することが理想とする姿だとするならば、その理想と現実とのギャップを埋めていかなければならない。
スタミナ面で不安をかかえるのであればそれを克服するためのトレーニングが必須となるし、上りに苦手意識があるのであればそれを払拭できるほどの何らかの対策が求められる。

今回は道の駅すばしりから山中湖、石割山から二十曲峠を経て杓子山を上り富士吉田までのUTMF/STYルートをウルトラトレイルの実力者に同行させてもらう形で試走した。
いつもは自分1人で自分のペースでのトレイルランとなるが、目標となる実力者の姿を目にしながらのトレーニングは勉強になることばかりであった。
自分ひとりだけでは気付かないこと、明らかに自分に足りないことが自ずと明らかになる。

自分の至らなさを痛い程思い知らされた。
今後は理想と現実のギャップを埋めるべく、トレーニングに取り組んでいかなければならない。

まず次のレースは6/7のスリーピークス八ヶ岳トレイルであるが、これは基本的に約40kmを約8時間掛けて行うトレーニングの一環として捉えている。
それを含めて、7/4の美ヶ原トレイルラン80kmに向けたトレーニング計画を組み立てていきたいと思う。
今のままでは間違いなく3連敗となる可能性は高い。

美ヶ原トレイルラン80kmの完走に向けた課題は、中盤以降も走れるスタミナと最初から最後まで上りをペースを激減させることなく上り切れる筋持久力。

でき得る限りの対策を練る。