人生は巡る季節の様に

UTMFと別府大分マラソンを目指す!ランニング人生の軌跡

第24回日本山岳耐久レースが先週末に行われていた

ハセツネ

今年もハセツネ(日本山岳耐久レース)が2016年10月9日(日)・10日(月)の日程で行われていた様だ。昨年は9月開催にシフトしたUTMF/STYに配慮したせいか10月末に開催されていたが、今年は従来の日程に戻った様だ。9月、10月と連戦するトップ選手は少ないであろう。ハセツネがUTMFの開催時期を気にする必要も本来はない。

そう言う昨年2015年の私は9月末にSTY、10月末にハセツネと連戦をしたのだった。全くのトレーニング不足でありながら、STYではギリギリの完走を果たしゴール後に医務室へ運ばれた。そして、ハセツネでは24時間以内の完走を果たすものの、30km地点くらいから胃に異変を感じやっとのゴール後に自宅へたどり着き、十二指腸潰瘍に倒れたのだった。そして、その後の約半年間は全く走ることはなかった。

十二指腸潰瘍に倒れてから約1年が経過していようとしている訳である。もう二度と同じ様なことを繰り返したくはない。昨年の経験から、トレーニングをほとんどしないで根性だけでウルトラトレイルに挑んでも、身体を壊すだけであることを嫌と言うほど思い知らされたと言える。やはり、レースに万全を期すにはレースに向けたそれなりのトレーニングを行わなければならない。また、甘い夢に扇動され、自分の実力にそぐわないレースには参加するべきではない。

昨年のハセツネでは自分のウルトラトレイルへの無謀さを身をもって教えられ、再始動後は順を追ってウルトラトレイルへと戻っていきたいと思っているのだ。この冬、まずはロードから取り組み、徐々にミドルクラスのトレイルレースへと矛先を向けたい。

今年のハセツネは男子では川崎選手という九州の自衛官の方が初出場で初優勝したそうである。31歳ということで今後の活躍が期待される。自分も30代前半でフルマラソン等にもっと早く取り組んでいたとしたらと思うことがあるが、それはそれで各人に与えられた「その時」というものがあるのであろうから、眼前にある課題に取り組むしかないのが人生である。

昨年のハセツネの失態を思い起こし、これからのしかるべき順を追った進路を心に思った。