人生は巡る季節の様に

UTMFと別府大分マラソンを目指す!ランニング人生の軌跡

南岸低気圧に振り回される市民ランナー

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今年もやってきた南岸低気圧。運が悪いと富士北麓にも大雪がもたらされ、あたり一面が雪に閉ざされ、市民ランナーにとって試練の時が訪れることになる。そして、積もった雪が容易に消えてなくなることは無い。4年前の山梨県陸の孤島と化した大雪以来は車道の除雪は速やかに行われるようになったが、歩道を以前の様に自由に走れるようになるのはかなり先となる。ひとたび雪が降り積もると、状況が戻るには2週間前後はかかる。市民ランナーにとって、南岸低気圧はこの時期は歓迎せざるべき客となる。

2018年1月22日の大雪から1週間経過したが、今年の状況はやや改善傾向にある。歩道の除雪が各所で若干ではあるが行われるようになり、以前は除雪済みの車道を走るしかなかったが、今年は歩道を走ることが既にできるようになっている。もちろん、歩道の無い車道は車道を走るしかないが、全体的にみて除雪体制は年々改善されているようにも思う。とりあえずは、大雪の後でも全く走れないことはない。

年明けにはあった右膝外側の違和感は、このところの休養が利いているのか、少々のジョギングでは感じることはない。何が原因しているのかは分からないが、キロ7分くらいのスローペースで10km程度までなら違和感は出ない。

3月のフルマラソンに向けて今の状況の中で果たして何ができるか。あと2ヶ月弱の間に30kmロング走を何度か実施することを試みたいとは思うが、まず無理かと思われる。今の状態ではたとえスローペースでも15~20km程度で右膝の違和感が発生し無理に距離を延ばそうとすると違和感が激痛に変化する瞬間がくるに違いないのだ。

であるならば、キロ7分で10kmから様子を見つつ徐々にペースや距離を上げていくしかない。結果としてフルマラソンを走れるレベルに到達しない可能性もあるが、それはそれでよしとして、3月のフルマラソン当日の状態に合った走り方にすればよいのだろう。キロ7分のイーブンペースで42.195kmを走ることになるのか、あるいは、昨年同様キロ6分で30kmまで走って後は失速ジョグとなるのか、その中間か。

南岸低気圧にはこの後2月、3月の間も何度も脅かされることになろうし、実際に南岸低気圧の影響で全く走れない期間があと何度か発生することであろう。まあ、すぐに雪の解けない富士北麓に住む運命と捉え、その中でできる限りのことを行うしかない。やろうと思えば、雪の積もっていない場所に出向いて走ることだってできる訳であるから。

しかし、UTMF2018は抽選で外れたが、もし当選していたら山のトレーニングはどうしていただろうか。富士山麓でのトレイルランニングは3月いっぱいくらいは無理だろうから、やはり走れる山に遠征する必要があったのだろうか。あるいは、雪が消える3月くらいまではロードで走り込んで、4月のわずかな期間だけ山に行くということになるのだろうか。UTMFが4月末になった時の冬季1月~3月のトレーニング内容はどうしたものか。何れUTMFに当選した時には頭をまた悩まされるのに違いないだろう。