人生は巡る季節の様に

ランニング人生の軌跡

スリーピークス八ヶ岳トレイル2015完走

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コースマップと山と高原地図をかなり大雑把に見比べ、更に登山者の標準タイムのおよそ半分よりやや速いタイムを自分の完走予想タイムとしていた。(7時間30分)
結果は手元の時計で7時間27分くらい。予想タイムどおりになったことになる。

スタート直後は後方からゆっくりとマイペースで進む。参加人数が抽選で選ばれた約250名ということで混雑感は全くない。登山歩道に入っても渋滞なし。ストレスも全くなし。

八ヶ岳トレイルのコースは累積標高差が2700mあるが、前半でそのほとんどを上り切るのではないかと思うくらい序盤から急坂が続く。
特に観音平から三ツ頭へ上る区間では延々と上りが続く。そして、標高も徐々に上がり、ついに空気が薄くなるのを感じる。

実はコースの最高点:三ツ頭分岐の標高が2000mくらいかと勝手に思い込んでいた。
ここは完全にミス。実際は2500mを超える。空気が薄く感じ始めてからそれに気付く。
前後の人の会話から2500mまで上ることを知る。

三ツ頭分岐手前、標高が2300mくらいになった頃か、急に体に異変が出てきた。息苦しさを感じるようになり頭がクラクラしてきた。一瞬、ハンガーノックかと思ったが、まだスタートしてそう時間もたっていない。脱水症状とも考え難い。おそらく、高山病の症状か。

確かに今期、2500mまで上がるのは初めてだった。まともに上れなくなった。
数十メートル進んでは立ち止まり休むということの繰り返しになる。その間、何人にも先を越される。その辛抱の区間をどうにか乗り切り、最高点の三ツ頭分岐までたどり着く。
そこからは今度は急坂を下る。下りになったら、先程の症状は嘘の様に消え快調に下ることができていた。やはり、高山病の類の症状だったのか。

このレースの前に、一度でも富士山五合目くらいにまで行っていれば今回の一時失速は避けられたのかも知れない。最高点の標高を2000mだと思い込んでいたのは完全なミスだ。この一時失速がなければもう20分くらいタイムは短縮できたかもしれない。

三ツ頭分岐から天の河原までの下り区間を終えると次の鐘掛松までは同じ様なアップダウンを無限に繰り返す忍耐の区間だった。
ちょっとした上りは走れるかと思ったが歩いた。ここでゆるい上りをもう少し走ることができれば更にタイムは短縮できただろう。

鐘掛松からゴールまでは走った。下り基調の林道と登山歩道。
所々の急な上りは歩いたものの、基本的にゴールまで8kmくらいは走り通せた。

全体的に後半に力を残しながらの38kmレースだった。
余力を少々残しながらのゴール。

これが来月の80kmの美ヶ原トレイルランであれば、まだ半分も終わっていない。
40km以降の後半戦こそが真のレースと言えよう。
今回の八ヶ岳トレイルは美ヶ原トレイルランに向けての良いトレーニングの一環となったと思う。

最後に各所に配置されたスタッフの方々や一般の方々の応援には頭が下がった。
今までに参加したトレイルレースの中でも一番のすごさ。
エイドに入ってきた時、またエイドを出て行く時にも勇気付けられる。
今回、三ツ頭分岐からの絶景はなかったが、応援が心に一番残った。