楽しみな年末年始の駅伝観戦
[caption id=“attachment_1406” align=“alignnone” width=“640”] 京都の高校駅伝の中継地点にある碑[/caption]
自分自身が市民駅伝を走る訳ではない。先日の福岡国際マラソンの様に冬のマラソンシーズンに行われる日本代表選考レベルのマラソンをテレビで観るのと同様に、年末年始に行われる駅伝、特に学生駅伝をテレビ観戦するのも毎年の楽しみである。
学生駅伝としては、10月の出雲駅伝(出雲全日本大学選抜駅伝競走)と11月の伊勢駅伝(全日本大学駅伝)は既に終了し、青山学院大学が何れも優勝している。そして、年明けの1月2日3日には箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝競走)が行われる。これが一番の楽しみと言ってもよい。青山学院の3連覇、そして、今年の大学駅伝3冠が実現するか、あるいは東洋、駒沢、早稲田、山梨学院といったところが阻止できるかという焦点も面白い。
特に2020年の東京オリンピックをマラソンで狙う学生ランナーに注目している。さすがに箱根駅伝の間際の福岡国際には出てこなかったが、年明けの別府大分マラソン、東京マラソン、びわ湖毎日マラソンには少なからず有力な箱根ランナーが出場してくるであろう。
また、元日には箱根ランナーとして活躍した卒業生が現れる実業団の「ニューイヤー駅伝(全日本実業団対抗駅伝競走大会)」が行われ、こちらも楽しみである。箱根駅伝を沸かせた卒業生が実業団でどの様な走りをしているかを確認する意味でも面白い。そして、マラソンへの挑戦の期待したい。
更に、箱根駅伝等で活躍する前のランナーが出てくる「高校駅伝(全国高等学校駅伝競走大会)」も年末の楽しみである。高校-大学-実業団という流れの中で、実力をつけていくランナーを追っていくのもまた面白い。
ちなみに、毎年1月には都道府県対抗駅伝が開催され、年末の高校駅伝、年初のニューイヤー駅伝や箱根駅伝で活躍したランナーが多く出場して、それを見るのも楽しい。
この様にして10月以降3月まで駅伝とマラソンで賑わう訳であるが、それを楽しみに見つつ、その楽しみを自らの走るモチベーションにも転化することも有効なことである。選手の走りを見ることで、勇気付けられることは多い。
これからは年末年始から3月までは、毎週の様に何かしらの駅伝やマラソンが行われる。冬の寒さに負けず、サボり休養の誘惑を断ち切り、走り続けるにはありがたいことだ。当面は3月の板橋Cityマラソンへ向けて走り続けることだ。